iOS向けビルド
ONNX RuntimeをiOS向けにビルドする
Section titled “ONNX RuntimeをiOS向けにビルドする”以下の手順に従って、ONNX RuntimeをiOS向けにビルドしてください。
- TOCプレースホルダー
-
iOSプラットフォーム
以下の2つのプラットフォームがサポートされています。
- arm64アーキテクチャのiOSデバイス(iPhone、iPad)
- x86_64アーキテクチャのiOSシミュレータ
以下のプラットフォームはサポートされていません。
- armv7
- armv7s
- i386アーキテクチャ
- tvOS
- watchOSプラットフォームは現在サポートされていません。
-
apple_deploy_target
ターゲットバイナリがデプロイされるターゲットプラットフォーム(iOS)の最小バージョンを指定します。
- 最新のmacOSを搭載したMacコンピュータ
- Xcode, https://developer.apple.com/xcode/
- CMake, https://cmake.org/download/
- Python 3, https://www.python.org/downloads/mac-osx/
ONNX Runtimeリポジトリのルートから、次のいずれかのビルドスクリプトを実行します。
iOSシミュレータ向けのクロスコンパイル
Section titled “iOSシミュレータ向けのクロスコンパイル”./build.sh --config <Release|Debug|RelWithDebInfo|MinSizeRel> --use_xcode \ --ios --apple_sysroot iphonesimulator --osx_arch x86_64 --apple_deploy_target <最小iOSバージョン>iOSデバイス向けのクロスコンパイル
Section titled “iOSデバイス向けのクロスコンパイル”./build.sh --config <Release|Debug|RelWithDebInfo|MinSizeRel> --use_xcode \ --ios --apple_sysroot iphoneos --osx_arch arm64 --apple_deploy_target <最小iOSバージョン>CoreML実行プロバイダ
Section titled “CoreML実行プロバイダ”iOSまたはmacOSでCoreML実行プロバイダを使用したい場合は、CoreML実行プロバイダを参照してください。
CoreML実行プロバイダは、iOSビルド手順のビルドコマンドに--use_coremlを追加することでビルドできます。